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概要

BloomLetter119

【今年も和やかに敬老会が催されました】今年も、八重桜本店で御長寿の皆さまのお祝いをいたしました。まずは節目の年の説明をし、該当されるご利用者さまにはフロアの前方にお並びいただき、お一人おひとりの年齢の発表と前もって手形を押してていただいた色紙の贈呈をし、全員で写真撮影を行いました。その後、ご参加いただいたご利用者さま全員に敬老の日の記念として湯?みをプレゼントさせていただきました。皆さまは、その場で箱を開けて手に取りながら隣席の方と嬉しそうにお話しをされていました。そして全員で一緒に秋の歌を歌ってにこやかな雰囲気の中敬老会はお開きとなりました。どなたさまもこれからも末永く八重桜のご利用者さまでいていただきたいと強く願うばかりでした。【なかなか難しい風船パラシュートゲーム】今日は、リハビリも兼ねて考えられたレクリエーションを皆さまと一緒に楽しみました。テーブルの上に置かれた籠の中に点数が書かれたカードを入れ、その籠に風船を入れていくというものです。いくつかある籠をめがけて風船を飛ばしても、空気抵抗があるためになかなか思い通りに入らず、参加されたご利用者さまもヤキモキ!肩を上げるリハビリにもなるため、立ってできるご利用者さまには立って大いに力を振り絞っていただき、それが難しいご利用者さまには座ってご参加いただきました。入りそうで入らない風船に皆さまの注目が集まる。ドキドキ冷や冷や!そのたびに「ああ~!」という大きな歓声がフロアに響き、大いに盛り上がったレクリエーションとなりました。空が高くなり、馬も肥える稔りの秋になりました。今年度から厚労省が推進している「データーに基づく科学的介護」について簡単に説明します。そもそも科学的介護とは、蓄積した介護記録の情報を活用し、客観的事実に基づいたエビデンス(根拠や情報)をご利用者さまに提供することを指します。そうすることで、提供した介護サービスが自立支援につながることを示すことが出来るようになると期待されます。例えば、これまでの介護現場では、食事や排泄の介助など提供したサービスの効果について、数字の根拠を示しながら説明することができませんでした。そのためその食事介助によりご利用者さまの身体状況や介護状態にどのような効果を与えているかが分かりづらい状態にありました。一方、医療現場では「この病気にはこの薬を処方して、このような体調管理法を徹底すれば、回復する」といった根拠に基づいて医療は提供されます。介護現場においてもこのような手段で介護サービスを提供できるようにしようというのが「科学的介護の目指すところです。」従って、先ずは全国の介護事業所から精緻な情報を集める必要があります。その情報収集が今年度より本格化したということです。これに対応するために各介護事業者の負担も大きくなりますが、質の高いサービスの提供を目指す上で避けられないことでしょう。介護も医療のように「ハート」「サイエンス」のどちらもが必要になる時代が来たという訳です。事業者の資質が問われます。科学的介護西勝康デイサービス八重桜デイサービス八重桜本店本店緊急事態宣言も解除されて心の浮き立つ季節ですが、コロナには気を緩めず感染予防を心がけましょう。英語のブルーム(bloom)は開花期・花盛り・元気・健康真っ盛り・顔の健康色という意味です。桜重八Bloom Letter 2021年10月119号