ブックタイトルBloomLetter123

概要

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作業療法士によるリハビリテーション作業療法士とは藤村駿城（敬称を略します）俳句教室発表句新春や寿（ことぼ）ぐ琴音（ことね）酔ひしたる大城聖三良いお正月を迎えられましたね羽子板の羽根の音（ね）響く三が日森岡榮子羽根つきの音は特別ですねお正月みんな揃ってかるたとり吉岡喜美子楽しそうでいいですねお正月酒呑む父の恵比寿顔西川愛子お父様のことを思い出されたそうです年賀状もらいうれしや友元気矢追誠元気な知らせは、いつでもホッとしますね注連飾（しめかざ）り少なくなりし今年の新春豊崎千代子小さい頃は、飾りきれないほどいっぱいありましたねそこそこに春めく気配身に染みて片桐賀子本当に寒い日が続きますね、早く春になれ?作業療法士とは、臨床・教育・研究を三本柱として、医師の指示の下でリハビリを行う国家資格の職業です。身体障害分野だけでなく、精神疾患、発達障害、老年期障害の分野でもリハビリを行っています。理学療法士が身体機能の改善を目的としているのに対し、作業療法士は応用動作の改善を目的としています。応用動作とは食事、更衣、排泄、入浴、睡眠など生活内の行動のことを意味しています。要するに作業療法は生活の中の行為の全てがリハビリの対象になり、その行為が身体的に精神的に、何が問題になっているかを統合解釈しながら治療にあたっています。少し驚かれるかもしれませんが、厚生労働省が発表しているリハビリテーションガイドラインでは身体機能のリハビリのエビデンスレベルは低く、精神機能のリハビリのエビデンスレベルは高く発表されています。様々な分野で作業療法士は働いていますが、私自身は認知症と疼痛を研究対象にしながら日々業務を行っています。現代日本において六十五歳以上の四人に一人は罹患する認知症。近年では認知症の保険のような商品も売り出されています。もはや現代病といっても過言ではない認知症。医療の進歩は目覚ましく、平均寿命もどんどん延びていますが、その医療の進歩に人体がついていけていないのかもしれません。平均寿命も大事ですが、健康寿命を延ばしていけるよう、少しでも心身ともに健康に生活していただけるよう、サポートをしていけたらと思っていますので、よろしくお願いします。こころの遊歩道伝統は革新の連続ＮＨＫ「プロフェッショナル」西陣織物職人金谷博私は、生まれも育ちも大和郡山市です。私には子供が三人（長女、長男、次女）と孫が六人います。五十歳の時に京都府木津川市に引っ越しをいたしました。仕事はアルミ会社に四十五年勤務いたしました。退職後に木津川市下川原区長を八年間させていただきました。地域の交流や区長として貢献させていただき大変うれしかったです。その後は、社会福祉協議会木津川市下川原支部長をしながら高齢者の病院への送迎運転手に従事いたしました。妻とは七十六才の時に死別致しました。現在の施設「Ｌ・ファミリーモア八重の家」には令和二年三月に入居させていただきました。ここには「デイサービス八重桜平城」が併設されていて、毎週月曜と金曜日に出向くことを楽しみにしております。デイサービスは色々な行事があり、個人では「書道」「毎月のカレンダー作り」「塗り絵」「脳トレ」そして楽しみの「カラオケ」などがあります。また、季節の郊外行事として春の「桜見ドライブ」秋の「紅葉ドライブ」等がありますので楽しみにしています。また、毎月の行事として「お誕生日会」があり、全員でその月の誕生日の方には〝ハッピーバースデー?を歌い記念写真などもいただきます。昨年は、八重の家一周年イベント、母の日、父の日、夏祭り、敬老会、クリスマス会、お餅つきや、ボランティアの訪問「日本舞踊」「相撲甚句」「生け花」などには全員で観劇いたしました。女性職員さんのサプライズの演技は、一番楽しく嬉しかったです。私も「八重の家」では楽しくすごさせていただいています。入居者さま寄稿欄小泉和男馳せ走る食の匠ＱＯＬ（生活の質）と食事「食べる」ことは精神的健康にも大きく影響します。美味しい、楽しいといった充足感、あるいは食事を介しての家族や社会とのつながり等により活動的な日常生活を支える生きがいともなります。ＱＯＬを高める食事としては「五感を刺激する食事」として、盛付の美しさや香り、調和のとれた味や食材料や季節感といった文化的な要素も必要になってきます。偏った食事やインスタント食品ばかりでは「ＱＯＬを高める食事」にはなりません。高齢者集合住宅にお住いの皆さまは、食事時はできるだけ手作りの食事を他の入居者さんたちと共に楽しく召し上がっていただきたいと思います。のひとりごと西勝康発行元株式会社八重桜〒630-8113奈良市法蓮町410番地の2