ブックタイトルbloomletter68号

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概要

bloomletter68号

馳せ走るのひとりごと西勝康食の匠「鱧」七月というと夏祭りのシーズンです。京の祇園さん、浪花の天神さんとくれば鱧の出番ですね。新鮮な魚の刺身は日本のご馳走ですが、鱧は沢山の小骨があるのでおろしただけでは食べれません。「骨切り」という結構高度な技術がないと美しく食べることが出来ないのです。鱧の皮一枚だけ残して骨を切ります。日本の包丁は普通「引き切り」ますが、この骨切りの際は硬い骨を切るのに力が入り易くするために「押し切り」をします。シャッシャッという骨と包丁の刃のあたる音と、皮一枚残して骨が切れているという手応えは、夏の涼感溢れる仕事を思い起こせます。俳句教室発表句(敬称を略します)梅雨入りでカエルがさわぐ田んぼかな若山樟吉梅雨に入りカエルの合唱が聞こえ出しましたねあじさいは七色に変え雨を待つ北ヒデノこの時期はあじさいの花がほんときれいですよね盆踊り踊りの中に音頭とり丸谷正子なんか早口言葉みたいで面白いですね楽しさが伝わってきます雨つぶがあじさいの花輝かす大西英子あじさいの花に雨がかかるとすごくきれいですね父の日はいつだったっけかもういいか中嶋かほる世の中のお父様!!どんまーい!!あじさいの色が映えます雨の日は宅瀬芳子あじさいはほんときれいですよね今はいろんな種類のあじさいがありますもんね太陽が怒っているのか夏の海古仲はつ江海の水があたたかくなるくらいですからよっぽど太陽さんは激おこなんでしょうね夏バテだ喉がカラカラビール欲しい吉田キヌエ夏バテだけどビールはうまく感じるもんですな矢田寺の紫陽花広がる美しさ中橋君江矢田寺の紫陽花はきれいですね高齢者が住み慣れた地域で永く暮らし続けるためには、自立した生活が出来るように支援する仕組みを構築する必要があります。その役割を担うのが前号で話しました「総合事業」の目的の一つです。私たちも高齢者の居場所作り、友達作りの役に立てればと考えて「寄り合い処」を設けたり、「友達作りランチ会」を続けたりしていますが、今ひとつ広がり、つながりに欠けています。そこでより公共性を持たせるために「一般社団法人くらしのサポートセンター八重桜」を立ち上げました。その目的の一つとして居場所作り、友達作りを非営利事業44444として位置付けることで、より多くの方々の理解と協力を得てひとり暮らし高齢者や、夫婦二人のみ高齢者の方々等の「つながり」を作っていければと考えています。更に「虚弱」になったり、「要支援」になったりした高齢者のための介護保険外サービスとして外出に不安を覚える方に対しては、付き添いサービスや安否確認、生活相談等の機能を持たせています。更に社会問題となっている空家、空室の増加があります。現在全国で820万戸もの空き家があるにもかかわらず、高齢者、低所得者というだけでマンション、アパート等の賃貸住宅の契約をしてもらえないという現実があります。このような居住問題の解決に、先の国会で「改正住宅セーフティネット法」が成立して、今秋から施行の予定です。これを受けて、私たちも高齢者の居住支援にもお役に立てればと現在勉強中です。この件についても今後報告できるようになればと思います。西勝康一般社団法人くらしのサポートセンター八重桜長谷川美紀(俳句教室担当)今月の名言・格言・人生の世に失敗ちゅうことは、ありゃせんぞ・俺は落胆するよりも、次の策を考えるほうの人間だ坂本龍馬