ブックタイトルbloomletter69号

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馳せ走るのひとりごと西勝康食の匠「お盆」今年も、もうすぐお盆がやってきます。日本料理のお店では、お盆の懐石というのは特にありません。基本的には仏教行事ですので、敢えてするなら精進料理になります。それよりも料理人にとってはお盆を境に夏の献立から初秋の献立へ切り替えることが許されるターニングポイントになります。今日この頃は四季のメリハリが薄らいでいる気がしますが、日本料理の世界には昔ながらの季節感が残されていて、四季の移ろいを楽しむことができるところが嬉しいですね。俳句教室発表句(敬称を略します)七夕の年に一度の見合いかな若山樟吉若山さん、年に一度お見合い如何ですか。短冊の流れ所や天の川湯浅健二きれいな句ですね。天の川彼と二人で流れたい丸谷正子なんという事でしょう!!彼とずっと天の川で仲良くしていたいですね。七夕様健康祈り一〇〇歳に北ヒデノお祈り届いて居ますね!!これからもお元気でいてください。かき氷シロップかけて満腹だ松川清子暑い日は、かき氷は最高ですね。頭が「キーン」とならないように気を付けないと!!(笑)暑い日が続いて負ける夏バテだ古仲はつ江本当に毎日暑いですよね。喉渇く今夜は一杯飲みたいな中橋君江よく冷えた飲み物は美味しいですね。日傘さし夫を待った日なつかしい宅瀬芳子なんて優しい奥様なんでしょう!!今の時代では考えられぬ光景ですよね。スイカ食べ種をとばして競い合う中山彦三郎子供達の元気いっぱいさが伝わってきます。ひまわりと背比べする子供達堤キヨ子ひまわりの花ってすごく茎が長いですもんね。背比べできるかもしれません。先月号でお知らせした一般社団法人「くらしのサポートセンター八重桜」が、高齢者同士のつながりの拠点として七月一日から「ゆるとも倶楽部」をスタートさせました。原則七十五才以上で地域にお住まいの、要介護の認定を受けておられない人たちを対象としています。この倶楽部の主なサービスは、寄り合い処「ゆるともカフェ」の設置、定期的な「食事会」の開催、そして「移動・外出の支援」があります。一人暮らし高齢者、高齢者夫婦二人のみ世帯が増加するにつれて、移動・外出が困難な方が増えています。個人が移動困難になる要因は一つではなく、様々な要因が絡み合っています。身体面…加齢や障害により介護が必要、体調不良である。精神面…移動中に具合が悪くなることや、トイレに行きたくなることが心配、付き添ってくれる人が必要である。地域性…バス停や駅からの距離がある、坂が多い。経済面…料金的にタクシーの利用に制限がある。利便性…公共交通機関の運行本数が少ない、目的地に行くには便利な交通経路がない。などがあげられます。「ゆるとも倶楽部」では、このような移動、外出に支援が必要な人たちを対象として、個々の目的に応じて目的地や室内での「付き添いや介助」(有料)も伴う「送迎」(無料)のサービスを始めています。この移動サービス(自動車での送迎)は、利用者が「送迎の対価」として金銭的な負担を全くしない形態、つまり完全無償で行います。有料の生活支援サービスの中に車輛を使った送迎も含めている形態は、有償の運送に該当しないために道路運送法上の許認可や登録は不要なのです。様々な外出の用に役立つと考えられます。ただしこのサービスはあくまでも外出に不自由、不安を覚える「移動弱者」や「買い物難民」の為であることをお忘れなく。西勝康ゆるとも倶楽部長谷川美紀(俳句教室担当)