ブックタイトルbloomletter72号

ページ
3/4

このページは bloomletter72号 の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

bloomletter72号

馳せ走るのひとりごと西勝康食の匠「フォンデュ」五十年ほど昔のことです。仕事をしていた日本料理店の大切なお得意様から「外国のお客様にフォンデュを食べさせたいのだができますか?」という注文に、分かりましたと応えたのは良かったものの「フォンデュ」って何?近くの本屋へ走って百科辞典を調べたものでした。フランス語圏を主とするアルプス地方の鍋料理ことで、チーズフォンデュとオイルフォンデュがあると記してありました。魚や牛肉、野菜などを長い竹串に刺して、鍋はうどんすき用の鍋を用意してオイルフォンデュで出しました。付タレは和風でポン酢、黄身おろし、塩の三種類を用意しましたが、なにせ初めて作った料理だったのでお客様のイメージと違うのではと内心ハラハラでした。翌日、その会社からアメリカのお客様が大変喜んでお帰りになったとの電話を頂いて胸をなでおろしたものでした。俳句教室発表句(敬称を略します)惚れ惚れと見上げる月に恋心清水成子なんとロマンチックなんでしょう!!何だか心がきゅんとしますね。秋の空稲穂は実りおじぎする北ヒデノ稲穂の色はほんとう綺麗で黄金みたいですよね。見てると癒されるような気がします。土手べりの曼殊沙華見て秋感ず畑野光子真っ赤な色で綺麗ですね。秋がやって来たって感じですね。土瓶蒸し急須のへりに香り立つ土田瑞枝もう、まつたけの香りがふわーっと伝わってくるようです。今日もまた紅葉見物楽しいよ中村朝子紅葉を見ていると癒されますよね。みんなと行くと楽しいですよね。秋が吹き紅葉色づき鹿の中角西フサエもう、そろそろ紅葉の月ですね!!色々な色に変化するのも見ていて楽しいですね。ホクホクの焼き芋食べて笑み浮かぶ菅原たけのホクホクが一番美味しいですし、自然と笑顔になりますね。紅葉の葉っぱ手に取り孫想う中嶋かほるモミジの葉っぱは、赤ちゃんの手のひらの様にみえますよね。ドライブを楽しみながら紅葉狩り大西英子車の中から眺める紅葉も良いですよね。仕事付き高齢者向け住宅奈良市による高齢者の「暮らしの経済状況では三十五%の人が「ややゆとりがある」で、五十五%の人が「やや苦しい」か「苦しい」と答えています。「ややゆとりがある」とお答えになっている方は、多くは夫婦世帯として二人分の年金があってのことだろうと推察します。単身者になると女性だと一般には年金収入は激減します。男性の場合は厚生年金の方が多いので女性よりも年金は多いのですが。食事などの家事が不得手であることから余分な支出が増え易い傾向にあるでしょう。また、夫婦二人揃っていてもどちらかが要介護になったりすると、さらに支出が増えます。いずれにしても長生きのための老後資金は出来るだけ温存しなければなりません。その為には年金以外の収入源あればと思いますよね。そこで、こんな住宅がやっと経産省から提示されました。「仕事付き高齢者向け住宅」(仮称)です。仕事や役割、社で会参加の継続によって認知症や要介護状態の予防、進行抑制、改善効果を期待しての企画です。仕事の出来る高齢者の状態を三パターン分けて、自立し要介護三までを想定しています。私が思うには現実的な就労というイメージだと、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームでの清掃、配膳、見守り、食事介助などは可能なのではないでしょうか」。一日に三時間前後、週に三、四日働けば月額三~四万円にはなるでしょう。心身の状態によってはもっと増やせるかも知れません。そうすれば食事代、あるいは家賃くらいになるでしょう。そうすれば、貯蓄の取り崩しを最小限にすることができます。そう考えると「仕事付き高齢者向け住宅」は、大いにありだと思います。早めの住み替えの促進にも寄与するでしょう。実現が待たれますね西。勝康地域包括ケアシステムの問題点長谷川美紀(俳句教室担当)笑える迷言・あのころ自分はずいぶん年をとっていた今はもっと若い・君の立場になれば君が正しい僕の立場になれば僕が正しい出典ボブ・ディラン