ブックタイトルbloomletter79号

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概要

bloomletter79号

【母の日】五月十三日ファミリーモア平城館が開設して初めての母の日でした。また新しいお母さんをお迎えして、一緒に花紙で作ったカーネーションの花束の前でおひとりずつ写真を撮らせて頂きました。皆様ご自分の写りが気になられるようで「私これや!顔がぼけているな」「口紅を塗っといたらよかった!」など話されていました。母の日のおやつはチョコレートケーキ、「美味しいわ~」と喜んで召し上がられました。【南京玉すだれ】五月十二日Myoちゃんの五名の方が日本の大道芸の一つ南京玉すだれを披露してくださいました。利用者様も「さてッさてッ♪」の掛け声と共に手拍子をされ笑顔で見ておられました。その後は、演者の方々が玉すだれで色々な形を作って下さり利用者様と記念撮影をされていました。楽しい一日を過ごされました。【寿司まつり】五月二十六日(株)八重桜恒例の寿司まつりを、代表取締役、スーパーバイザー、八重桜本店の料理長の三人が、皆様の前で江戸前寿司を握って“エビ、マグロ、ウニ”など八種類の寿司と吸い物をお出しして食べて頂きました。寿司のネタは、直接お店に買い付けに行きましたので新鮮でおいしく、お替りが続出してシャリ(飯)が無くなるほどの大人気、握り職人は大忙しでした。日本は、人類史上経験したことのない超少子高齢社会に突入しました。この難局を如何に乗り越えていくか世界中の識者が注目しています。なかでも要介護高齢者が永く自宅で暮らし続けるための在宅ケアのあり方が地域包括ケアシステムとして提言されています。その切り札とも言うべきサービスが「定期巡回随時対応型サービス」です。重要なサービスですがまだまだ周知されていないのでどの様なものなのかを事例を紹介したいと思います。Aさん基本情報女性・老々世帯・子が積極的に介護しているが、別居しており皆遠方に住んでいる・認知症の症状なし。ADLつかまるところがあれば自立歩行ができ、排泄などは自立している。難病のため、服薬が重要。夫と二人暮らし。認知症ではないが、年相応の物忘れがあり妻自身の服薬管理は困難。巡回にて訪問し服薬の管理、足にむくみがあるため、弾性ストッキングの着脱など行っている。受診は月に一度市内の基幹病院を受診。その間に二週に一度ナースが訪問し体調確認を行っている。家族は、「遠方に居住しているため、ホームヘルパー(以下ヘルパー)とナースの訪問があるので安心感がある。毎日ヘルパーが訪問しているので、変化を気づいてもらうことができ、ナースにすぐに連絡がいくことはとてもありがたい。」と話している。Bさん基本情報女性・独居・子はおらず、別居している高齢の弟が主介護者・肝性脳症により服薬の管理がしっかり行えないとアンモニアの数値が上がってしまい、認知症のような症状や黄疸がみられる。ADLほぼ自立、一人で外出などもできるが、ふらつきが見られ、転倒することも時折みられる。ヘルパーによる服薬の介助、確認を行い、週一度ナースが訪問し体調の確認と、転倒で裂傷や剥離、擦過傷があった時には処置を行っている。他の日はヘルパーが引き継ぎを受け、その後は処置などを行っている。ケアマネージャーは、毎日ヘルパーやナースが訪問し、何かあっても継続的にケアが行えるので安心していると話している。西勝康デイサービス八重桜平城定期巡回随時対応型訪問介護・看護の利用例