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概要

BloomLetter85

【ハワイアンバンドショー】十一月九日利用者様の年代ならだれでも知っている曲に合わせて、陽気で明るいショーを見せて頂きました。外は寒いのに建物の中はまるで真夏を思わせるような熱気に包まれます。利用者様それぞれの想い出を胸に口ずさんでおられる方、一緒に唄っている方など、貴重な楽しいひと時となりました。【ドッグセラピー】十一月十二日先月に続きドッグセラピーのワンちゃん三匹が、今月も再訪して頂きました。普段は控えめな性格の利用者様が自ら犬に触れにいったり、膝の上にのせて撫でたりと、驚く様な行動がみられるのが、心のケアも大事だとスタッフ一同大変勉強になりました。【フラダンスショー】十一月十四日見事な衣装に身を包んだフラダンスショーの方々がご訪問してくれました。利用者様もあまり見たことのないようなので、皆さん興味津々です。歌詞が分からなくても曲を聴くだけで、自然と身体が動き出すのが何とも不思議です。衣装替えも何回もあってみるのも非常に楽しませて頂きました。近年高齢者は、健常な状態から要介護状態になるまでに「フレイル」という中間的な段階を経ていると考えられるようになりました。具体的には加齢に伴い生じやすい衰え全般を言います。病気や怪我によって突然に要介護状態になることもありますが、高齢者の多くの場合、フレイルの時期を経て要介護状態に陥ると考えられています。しかし、フレイルの時期に適切に支援を受けることで健常な状態に戻れることが出来る時期ともされています。早期発見、早期支援で多くの高齢者の生活機能の維持、向上を計ることが重要です。国の政策として、平成二十九年四月から「介護予防・日常生活支援総合事業」が始まりました。これまで要支援者の方の訪問介護や通所介護のサービスは介護保険制度によって提供されてきました。総合事業では、要支援者に対して今までと同じサービスを提供しつつ、多様な生活支援のニーズに応えていくために従来の要支援一・二の方に加えて基本チェックリスト(日常生活や心身の状態を確認する二十五項目の質問)で事業対象者と判定された方が利用できます。「事業対象者」とは、要介護認定などを省略した新しい認定の種類です。今までの認定審査に比べ簡単に認定を受ける事ができ、要支援一とほぼ同等の訪問・通所サービスが利用できます。過去に要介護認定で非該当になられた方や、未だ要介護認定を申請するほどではないと感じている方でも、デイサービスに行きたかったり、生活援助サービスがあれば助かるなぁと思う方々も対象になる可能性があるわけです。フレイルの状態に陥らないためにも同サービスは、積極的に利用されるべきだと思いますが残念ながら奈良市ではまだ起動していません。西勝康デイサービス八重桜平城フレイルって何?今月の名言格言本田宗一郎進歩とは反省の厳しさに正比例する