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概要

BloomLetter90

【お花見ドライブ】四月五日絶好の桜日和にお花見ドライブをしました。近くを通るだけで、満開の桜に利用者様の歓声が上がります。もちろん、桜も美しいのですが、外へ出られることも嬉しいのかもしれません。安全に車を駐車出来る場所を確保して、桜の樹の下でそれぞれの記念写真をパチリ。少し風が吹くと桜吹雪、それもまたロマンチックです。来週ここへ来ても、もう出会えない風景と瞬間。約三十分ほどのドライブでしたが、皆様にはそれ以上の想い出を持ち帰っていただいた一日となりました。【工作の日】四月十六日工作の日は、鯉のぼりを作りました。昨今、日本の伝統的なものが失われつつあります。そのような中で、昔からの風習は利用者様にとっては懐かしいもの、若い職員にとっては新鮮なものとして橋渡しをしてくれます。画用紙で鯉のぼりの形取りをして、キラキラした眼や鱗を貼り付けていきます。利用者様の個性豊かな鯉のぼりが出来上がる都度、あちこちで笑い声が起こりました。そしてそれぞれの子供の頃の思い出を語って頂きました。十人集まれば十個の物語が生まれます。とても貴重な時間になりました。【日なたぼっこ】四月二十日永く寒い冬も終わり、春風の心地よい季節となりました。この日は利用者様と一緒に、建物に併設されているお庭で日なたぼっこをしました。ここは夜になるとライトアップされて非常に綺麗な景色を見せてくれます。昼間は太陽の光が降り注いで、ちょっとした里山の雰囲気が味わえる場所です。皆様にお声掛けすると、二つ返事でお庭に出て来られました。やはり外の空気が気持ちよいのか、暫く深呼吸されていました。太陽の光を吸収する事、清い空気を体内に吸収する事、これが健康に一番良いのかもしれません。春風に身を委ねると明るい気持ちになれます。職員と一緒に『春の小川』を唄いました。皆様の声がいつもより力強く聴こえます。高齢者の定義は六十五才以上を言うのですが、経済的な側面から見ると年金や退職金以外に準備した貯蓄を生活費として使い始める年齢が調査では平均六十五・一才となっています。高齢者の定義年齢とほぼ同じです。その年齢からの平均余命は、男性約十九年、女性二十四年あります。現在六十五歳の人は男性八十四才、女性八十九才まで生きるだろうということになります。毎月の最小生活費が十五万円とすれば、男性三四二〇万円、女性四三二〇万円が必要となり、旅行やグルメや趣味などを楽しむ生活をしようと思うともっと多くの資金が必要になります。人生九十年の老後の対策として比較的元気な七十五才前と、それ以後体力的に衰える後期高齢者としての後半期の生活の仕方を計画的に考えた方が良いでしょう。大雑把な言い方ですが、前半は出来るだけ働いて年金以外の収入を得て、準備した老後資金を温存し、要介護リスクの高まる八十才以降に対処する必要があるようです。超少子高齢化が進み、社会保障の弱体化が予測される時代に備えるしかないですね。日本は、平成の三十年間に何故準備できなかったのか、しなかったのでしょうか?西勝康デイサービス八重桜平城今月の名言格言世の既成概念を破るというのが、真の仕事である。坂本龍馬老後生活