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概要

BloomLetter96

【さわやかなオカリナ演奏会】十月四日オカリナはとても可愛い音色のする楽器ですよね。今日は、オカリナの演奏グループ「グリンピース」の皆さまが来てくださいました。先ずはお馴染みの「紅葉」「里の秋」の演奏から始まりました。息の合ったハーモニーに利用者様も聞き惚れていました。中には一緒に口ずさむ方もおられフロアーには和やかな雰囲気が広がります。ご当地ソングの「東京音頭」を全員で合唱し、途中には都道府県に関したクイズなど取り入れて会場は笑いが絶えませんでした。最後は「南国土佐を後にして」の演奏で締めくくり、気持ちの良い音色で秋色満開になりました。【十月のお誕生日会】十月二十一日年に一度、誰にも訪れるのが誕生日です。ある年齢を超えると、この節目をついネガティブに考えがちですが、平城館の利用者様はとても前向きな人ばかりです。今月誕生日を迎えられる方は三名、男性一人、女性二人です。皆さんそれぞれ八十代を超えていらっしゃいますが、お話しされる言葉はとてもしっかりされています。職員手作りのバースデイカードをお渡しさせていただくとピースサイン!お年に対する不安などどこ吹く風といったところ。今日の素敵な笑顔に益々の長寿を祈り期待しています。【第二回平城館大運動会】十月二十五日この日、外はあいにくの雨模様でしたが室内は利用者様の熱気でムンムンです。第二回平城館の運動会は紅白に分かれた二名の選手宣誓で始まりました。職員が背負った竹かごに玉を投げ入れる「玉入れ競争」では皆さん意地になって投げておられました。「パン食い競争」では手を使うのは反則ですが、いざ競技が始まるとそんなのは全く無視。勝ちたい気持ちは何歳になっても変わりませんね(笑い)。職員による「二人羽織」対抗戦では男性職員の化粧に爆笑がおこり、応援にも熱がはいった楽しい運動会でした。超高齢社会にはあまたの問題があります。中でも急増している単身高齢者の暮らしは、個人だけではなく社会全体にまで大きな影響を与えます。例えばオレオレ詐欺や孤独死など単身高齢者が気を付けなければならない問題はたくさんあるのです。単身高齢者が増加する理由は一、配偶者の他界一、何らかの理由で家族を頼れない一、現在の生活環境に満足している一、経済的に一人暮らしが可能一、慣れ親しんだ場所から離れたくないなどがあげられます。ただしこれらの理由のいくつかは概ねまだ十分自立生活ができる心身状態である人の考えでしょう。八十歳を超えてくると多くの人が要支援・要介護の状態になりやすくなります。住み替えには多くのエネルギーが必要です。ですから体力のあるうちの住み替えが望ましいと云えます。欧米では高齢期の住み替えは珍しくありません。日本でも徐々にですが「独りじゃない一人暮らし」、すなわち高齢者集合住宅が増えてくるでしょう。孤独死の恐怖や訪問販売、オレオレ詐欺などの心配もなく、更には定期的な訪問診療もあり体調管理もしやすい上に、介護体制や緊急対応のある集合住宅は大きな選択技の一つであるのは間違いないでしょう。西勝康デイサービス八重桜平城今月の名言格言最大の名誉は決して倒れないことではない。倒れるたびに起きあがることである。孔子早めの住み替え